2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

京都/卒業制作展

娘の卒業制作展を見に、京都へ出かけた。往路はあいにくの雨だったが、会場へ向かう頃には雨も上がり、若い人たちの力作を興味深く見て回った。彼女の作品は「はれの日のごはん」と題した楽しい食卓の提案。昔から食べることが好きだった彼女らしい制作。 [%…

オールドノリタケ 

これはドレッサーセットの一部だろうと思われる。Galesbarg ILで見つけた。裏印は緑のMーNippon印。ドレッサーセットとは鏡台の前にでもおいて使うのだろうが、細い三本脚がエレガント。 [%7C]

手しごとの家

多数の写真。行きつ戻りつしながら興味深く読んだ。どこかに猫はいないかと探したり、いったい何人妻がいたのかとか、クリニャンクールとはパリの蚤の市有名なところだったんだとか。実は近くに同じ名前のパン屋がある。読みながら二十数年前に亡くなった祖…

ある日のぷーちこ

今日も朝からあたたかい。カメラも慣れてきたので、なかなか写させてくれないぷーちこの撮影に挑戦した。 ちょっと狭いけど我慢してる。 [%7C%7C%7C%7C]

オールドノリタケ 壷(vase)

オールドノリタケの壷、二点。裏印はどちらもM−Nippon印。あるサイトによると1911ねんから1921年の海外輸出向け食器につけられたとある。どちらもSandwich ILで購入したと思う。Sandwichはオールドノリタケのあたりが多い。 [%7C%7C]

イヌ・ネコ・ネズミ(戸川幸夫)

彼らはヒトとどう暮らしてきたか?が副題。イヌ、ネコ、ネズミは最もヒトと身近なほ乳類だが、彼らがヒトの近くで暮らすようになった訳は様々。イヌとヒトは信頼と友愛によって義務を遂行し、助け合うが、ネコは自分に都合がよいからヒトに近づき、ペットと…

悼む人(天童荒太)

悼むために全国を行脚し、見ず知らずの人の終焉の地で祈りを捧げる主人公・静人。「悼む」という行為は私には理解しにくいが、静人の母・巡子の闘病、そして死を迎える姿に圧倒された。 表紙の写真は彫刻他舟越桂氏の「スフィンクスの話」という。著者自らの…

ある日の夕食

牛乳があまり好きでないのに、毎日配達されてくる。適当な野菜を牛乳で煮てスープにして消費している。今日はカリフラワーと人参。オレンジ色の綺麗なスープになったので、ファイヤーキングの柄付きボウルに入れてみた。大根のステーキはムーンストーンのベ…

こぎん刺し

最近とてもやってみたいと思っているもの。テレビの趣味講座でもやってた。もともとは津軽の伝統工芸。目の粗い粗末な衣服しか着用できなかった農民たちの生活の知恵。粗い目をふさぐように刺す。パターンの名前も生活に関連していて興味深い。たとえば「ベ…

f植物園の巣穴(梨木香歩)

四日かかってようやく読み終えた。結末はそれなりに収まってすっきりしたが、主人公の過去のトラウマを夢の中でたどり、やがて再生していくという筋立て。不思議な現象が次々とあらわれるので、理解するのに苦労した。歳のせいか、だんだんこういう深層心理…

お祝い

今朝もよい朝だ。なんとニックの誕生日なので、お祝いにプーチコの愛らしいお姿を贈ります。カーペットでくつろいだり、鉄の猫たちと朝の日差しを満喫したり、そして可愛いのが、このおみ足。 [%7C%7C%7C]

ブルーウィロー

今朝のテレビ小説で「連理の枝」というのを聞いた。「天に在りては比翼の鳥、地に在りては連理の枝とならん」とは白居易の「長恨歌」の一節。思い出したのがこのカップと皿。ブルーウィローと呼ばれるこのパターンには悲しいお話が隠されている。橋を渡る三…

猫の水につかるカエル(川崎徹)

著者はもとCMディレクター。興味深いタイトル。第一話「傘と長靴」。主人公は公園の猫の餌やりおじさんとして、野良猫たちの生死を見送る。ひとくせあるホームレスのえのもとさんとも交流がある。勤勉な勤め人だった父。雨の日に傘と長靴をもって駅に迎えに…

世界一の美女になるダイエット

これは体操クラブの先生、一押し。今更だけど「みなで世界一の美女に!」を合い言葉に回覧させてもらっている。流し読みするつもりが、結局メモをとりながら読了した。著者はミスユニバースジャパンの栄養コンサルタント。例のくららさんとか、理世さんとか…

シェリー 其の一

今日のアンティークはシェリー(イギリス)のカップ&ソーサー。裏にShelley, Englandのプリント印。Heatherというパターンらしい。小川に石造り(らしい)橋がかかり、あたりには花が咲き乱れ、小舟も見える。カップの中にも反対側にも絵付けがしてあって綺…

ウッドボックス

今日のアンティークは古い木の箱。F.F,AdamsTobacco Co. Peerless smoking tobacco. not made by a trustなどと書いてある。たばこを入れていたのね。最後に行った3rd Sunday Marketで購入。 今朝はよい天気、猫がもたれて気持ち良さそうにひなたぼっこ。箱…

風が強く吹いている(三浦しをん)

箱根駅伝を目指す寛政大陸上部。10人の部員はほとんどが素人。卓越した指導力で寄せ集め集団を箱根に導く清瀬灰二、才能に恵まれた孤高のランナー蔵原走(カケル)。だんだん物語に引き込まれ、終盤の駅伝シーンは実況放送を見ているようだった。さわやかで…

独楽吟(橘曙覧)

橘曙覧はクリントン大統領が天皇両陛下訪米の折、歓迎のスピーチの中で「たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見るとき」という歌を引用して、更なる日米関係の改善をのぞむとしたことで知られる。橘曙覧は江戸時代後期の歌人。越前の国。28…

55Steps

暖かい日。Aさんと劇団四季の55Stepsを鑑賞してきた。金山の中京大学文化会館プルミエホール。席も前の方で臨場感満点。2時間半があっという間だった。躍動感あふれるダンスと発声のしっかりした歌はさすが。女性も腹筋が割れるのね! プーチコは今日も留…

猫のTea Pot

この二猫、なんだかカップルのようでしょう。右の雄が先に来て、1年ほどして左の雌猫を見つけた。本当はもう一匹、シアトルのショーウインドーでも見かけた。高さは13㎝ほど。頭がふた、右手で注ぐ。しかし実用には適さず。中国製らしい。

漢詩の講義(石川忠久)

昨日は大阪まで石川忠久氏の「李白の知られざる生涯」についての講義を聞きに出かけた。この本の内容に添った「白帝城」の新解釈など、洒脱な語りであった。詩中の「猿声」の猿はmonkeyではなく、gibbon(手長猿)だそうだ。氏の訓読は独特の調子があり、耳…

雪の日

今朝カーテンを開けてびっくり!雪が舞っている。知多半島で雪を見たのは帰国して初めてのように思う。作詩研修会があるので、出かけなければならぬが、ぬくぬくとガスストーブの温風がほどよくあたるダイニングチェアに居座っている愛猫の姿に後ろ髪を引か…

フェントン

これはフェントンのムーンストーン。小ぶりの砂糖入れとクリーマー。hobnail,中でもmoonstoneと呼ばれるこの優しいパターンに魅せられたきっかけがこのセット。なんでも大きいアメリカにしては、可愛らしいサイズ。高さも5センチに満たない。フェントン社の…

おそろし三島屋変調百物語事始(宮部みゆき)

いやー、「おそろし」面白かった。息もつかせず読ませる。さすが宮部みゆき、稀代のエンターテイナーですな。 自身も心に鬱憤をかかえる娘・おちかは、叔父の命で怪異を語る人々の話を聞きとることになる。自分の心の奥を見つめ直し、他者の痛みを理解し、お…

ムーンストーン

ランチにご近所の「猫友」を招待した。メニューはチーズフォンヂュ。デザートはココア入りおからケーキとザクロの紅茶など。アンカーホッキング社/ムーンストーンのカップ&ソーサーと中皿に盛ってみた。 カップ&ソーサーは昨年夏、1週間に及んだAntique…

佐保姫伝説(阿刀田高)

この人の著書は、好きでよく読む。日常のちょっとした怖さを描いて軽妙。でもなんだか好みの女性像があるように思う。「佐保姫」とは妙なる響きと思ったが、春の女神だそうだ。 他に「初詣」「紅の恐怖」「大きな夢」「ちょっと変身」「象は鼻が長い」「恨ま…

かもめー食堂ーかたつむり

「かもめ食堂」(群ようこ)と「食堂かたつむり」(小川糸)を続けて読んだ。「かもめ食堂」は想像通りの展開。フィンランドで「こども」と侮られながらも着実に当地の人々の心をつかんでいく主人公の女性に好感が持てる。武道で鍛えた大和魂すら感じる。ま…