ブルーウィロー

今朝のテレビ小説で「連理の枝」というのを聞いた。「天に在りては比翼の鳥、地に在りては連理の枝とならん」とは白居易の「長恨歌」の一節。思い出したのがこのカップと皿。ブルーウィローと呼ばれるこのパターンには悲しいお話が隠されている。橋を渡る三人は駆け落ちする身分違いの男女と娘の父親。二人は親に認められず失意のうちに死ぬ。のち二羽の鳥となって。。。。絵には娘の父の財力をあらわす楼閣、別れを象徴する柳、そして仲睦まじく空を舞う二羽の鳥が見える。カップ&ソーサーも中皿も裏印はなし。
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