こぎん刺し

最近とてもやってみたいと思っているもの。テレビの趣味講座でもやってた。もともとは津軽の伝統工芸。目の粗い粗末な衣服しか着用できなかった農民たちの生活の知恵。粗い目をふさぐように刺す。パターンの名前も生活に関連していて興味深い。たとえば「ベコの足」とか、「てこな(蝶々)」とか、「豆っこ」とか。「用の美」とはこれね。図書館で本を借りて来て、刺してみたこれは「猫の足」という。雪に残る猫の足跡を連想させる。津軽でも猫は大切にされていたのね、きっと。

津軽に伝わるやさしい手仕事 こぎん刺し

津軽に伝わるやさしい手仕事 こぎん刺し