こぎん刺し
最近とてもやってみたいと思っているもの。テレビの趣味講座でもやってた。もともとは津軽の伝統工芸。目の粗い粗末な衣服しか着用できなかった農民たちの生活の知恵。粗い目をふさぐように刺す。パターンの名前も生活に関連していて興味深い。たとえば「ベコの足」とか、「てこな(蝶々)」とか、「豆っこ」とか。「用の美」とはこれね。図書館で本を借りて来て、刺してみたこれは「猫の足」という。雪に残る猫の足跡を連想させる。津軽でも猫は大切にされていたのね、きっと。
- 作者: 鎌田久子
- 出版社/メーカー: 雄鷄社
- 発売日: 2009/01
- メディア: 大型本
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