2010-01-01から1年間の記事一覧

永遠の0

久しぶりに読み応えのある作品。戦記ものは苦手だったが、これは謎解きの面白味もあり、丁寧に読んだ。平和な時代であれば、穏やかなヒューマニストであったであろう宮部久蔵が、戦況の経過とともに荒んでいくのが悲しかった。永遠の0 (講談社文庫)作者: 百…

もう11月だ!

気がつけば世間は師走に入らんとしている。ブログも最初の勢いはどこにいったのか、月に一度の更新がやっとの有様であるが、今朝は久しぶりに猫とまったりできた。パンプキン風味のコーヒーをファイヤーキングのマグで飲む。 [%7C]

休日

忙しくて暑い夏もやっと終わった。先月末より水曜日が休日となり、少しだけ生き返った心持ち。今日はネコと昼寝も出来た。ネコも安心して一緒に寝ている。人生の幸せは寝ているネコのお腹に鼻をうずめて匂い(といっても無臭)を嗅ぐとき。あまりしつこいと…

火群のごとく(あさのあつこ)

火群のごとく作者: あさのあつこ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/05/17メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (12件) を見る「弥勒の月」「夜叉桜」につづく著者三作目?の時代小説。元服前の14才の少年剣士が主人公。たま…

東野圭吾

しばらく更新できなかったが、怒濤のような忙しい日々も最近ようやく落ち着いてきた。床に着いても10ページも読めない有様だった。 東野圭吾はさすが人気作家、とにかく最後まで息をつかず読みたくなる。もっとも最新作は予約60人待ちとかで、容易に手に…

オールドノリタケのディナーセット

食器棚に収めたオールドノリタケのセット。基調のクリーム色に小花模様が優美な気がする。 よくよく見ると写真が相変わらず下手だね。余計なものがあちこち写ってる。

最近のプーチコ

プーチコに垣間見る野性。 暑いね。

地震!!

先日の早朝、地震があった。収まったばかりの食器棚、勇んでアンティークの食器を飾った途端である。耐震対策も講じておらず、しまった!とほぞを噛んだが、幸い揺れも小さく胸をなでおろしたのだった。

猫のソルト・ディッシュ

これは「お塩入れ」というらしい。猫がかごに収まって、座っている形。猫の部分がふたで、開けることができる。店ではうさぎや鶏のものも見かけた。 大きさは随分違うが、共通するものがあるでしょう。

船便が届いた

待望(?)恐怖(?)の船便が先週無事に到着した。大きなキャビネットも何とか狭いリビングに収まった。そしてプーチコへのビッグなお土産、キャットタワーも。 [%7C]しかし、肝心のプーチコには見向きもされず、(またたび粉をふりかけてみたけれど)とり…

残念!

先日不注意により割ってしまったアンティークのグラス、捨てる前に撮影した。 [%7C] プーチコのお気に入り 箱はとりあえず入ってみるべし!

忙殺!

1ヶ月ぶりのブログ。猫と本ととアンティーク、そして手作り小物をちまちま作っては楽しんでいた日々ははるか昔のことに思える。まさに忙殺、何に?詩吟にである。といっても練習に励んでいる訳ではなく、雑務におわれている。久しぶりの日本は蒸し暑くて参…

最近の日常

久しぶりの更新。というのも大いに忙しかったから。先週ニックこと、夫が帰国、公の手続きやら車の契約、荷物の整理、新たなファックス複合機を購入したが接続にひどく苦労したり、好みの食事の仕度などなど、二人で狭い家中を右往左往している。昨日は航空…

猫のあしあと

猫のあしあと作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/10/19メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (85件) を見る前作「猫にかまけて」のその後、著者宅と仕事場で預かることになった迷い猫たちの話。いくつかの悲しい別れ…

かのこちゃんとマドレーヌ夫人

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)作者: 万城目学出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/01/27メディア: 新書購入: 16人 クリック: 114回この商品を含むブログ (110件) を見る待望の万城目学の書き下ろし小説。今回の主人公は小学1年の少…

猫のラッキー

ゴールデンウィークに懐かしいリトルワールドに出かけ、こんな可愛らしいクッキーを見つけた。一緒に写っているのはロイヤルドルトンの猫の置物、名前は'Lucky'。笑っているような、あくびの途中のような。。。。 ようやく暖かくなってきたので小さい虫が入…

天地明察

天地明察作者: 冲方丁出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/12/01メディア: 単行本購入: 28人 クリック: 758回この商品を含むブログ (405件) を見るいやあ、面白かった!久々に夢中で読んだ一冊。江戸時代、改暦という大事業…

最近読んだ本

とりつくしま (単行本)作者: 東直子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/05/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (42件) を見る重たい本に倦んで行間のすっきりした中編を読んでいるこの頃。 この世とあの世の中間で「とりつ…

新しいカラー

誕生日には遅れたけれど、ぷーちこのカラーを新調させていただいた。春らしいパステル調にしてみたが、あんまり気に入っていない様子。

静人日記

静人日記作者: 天童荒太出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/11/26メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (12件) を見るようやく予約の順番がまわってきた「静人日記」(天童荒太)を読了。前作「悼む人」の時は、主人公の人物像が曖昧模…

ハーダンガー余り布

ハーダンガーはやり始めると楽しい。テーブルセンターの余勢をかってコースターができた。ヘーゼルアトラス(Hazel Atlas)?のチャイルドカップを載せて。柄はデイビー・クロケット(Davy Crocket)。 久しぶりにプーチコの日常もアップしましょ。 ここは目…

Sweet Auntとねずみ石

なにげなく手にした二冊、「Sweet Aunt」は15歳の少女、「ねずみ石」は13歳の少年が主人公。ジュニア小説なんだろう。SWEETの方は少女漫画を読んでいるようだった。ねずみのほうはミステリー仕立て。けっこう楽しめた。sweet aunt作者: さとうさくら出版…

まほろ駅前多田便利軒

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/01/09メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 196回この商品を含むブログ (276件) を見る三浦しをん、二作目。主人公は過去の結婚?に鬱積をもつ中年男性二人。とはいえ…

ハーダンガー

ようやくハーダンガーのテーブルセンターが完成した。何ヶ月かかったのか思いだせない。今年になって始めたから4ヶ月くらいか?ふちのレース部分が苦労わりに見栄えが悪い。刺し終わって周りを切り離してみると思いの外、小さくてちょっとがっかり。しかし…

ケーク・サレonキャンドルウィックの皿

ケーク・サレの本 (マイライフシリーズ 743 特集版)作者: カフェ・ド・ヴェルサイユ出版社/メーカー: グラフ社発売日: 2010/01/25メディア: 大型本購入: 5人 クリック: 64回この商品を含むブログ (13件) を見る図書館で借りたこの本。総菜パンのようなパウン…

最近読んだ本

ブログをさぼっていたら、読書記録がたまってしまった。忘れないうちに記録だけでも残そう。人生を変えた時代小説傑作選 (文春文庫)作者: 山本一力,縄田一男,児玉清出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/02/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 23回この…

天才までの距離(門井慶喜)

天才までの距離作者: 門井慶喜出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/12/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (10件) を見る美術ミステリーというのか、美術品の真贋をめぐる謎に大学準教授のわたしと不思議な味覚を持つ天才、…

帙と函

和の心で包む帙と函づくり―和綴本から文庫本、CDまで作者: 薮田夏秋出版社/メーカー: 日貿出版社発売日: 2010/01/01メディア: 大型本 クリック: 9回この商品を含むブログ (2件) を見る「帙(ちつ)」とは「書衣なり」と。古代中国で木簡や竹簡を包んだものと…

秋月記(葉室麟)

江戸後期、筑前の小藩・秋月藩。いつも本藩・福岡藩の脅威にさらされている。間小四郎(余楽斎)は仲間と藩の存亡をかけた戦いにいどむ。伏し影と呼ばれる忍び、剣豪顔負けの殺陣シーン、決闘、驕る悪家老じつは忠臣、天災。時代劇の要素が詰っている。小四…

ニードルポイント

キットで購入していたニードルポイントの眼鏡ケースがようやく完成。ニードルポイントはクロスステッチの半分の手間で済む手軽な手芸だ。編み目のキャンバスにあらかじめ図案が書いてあるので、ほぼその通りにハーフステッチをのせていく。25番糸6本どり…