50周年記念吟詠大会

大学の吟詩部が創立50周年大会を催した。平成20年のことだ。そのDVDを見終わった。
私は第19代、今や平成生まれの子供たちが詩吟をしているとは不思議な気がする。学生の吟は高くて速くて(どこで息をするのだろう?)驚いた。しかし、自分もああやって吟じていたのだ。剣舞も扇舞もあんなに速い動きだったっけ?アクセントも詩情も考慮しない吟は、最初は違和感を感じてしょうがなかったが、詩吟の元来のすがたはこんなものかもしれない。しかし若い人の声は硬質でいい。連合吟はよかったな。「熱吟」という言葉を久しぶりに思い出した。
しばらくさぼったせいで、今声が出ない。なんだか腹筋が頼りないのだ。今年からまた教室を持つようになったし、なんとかせねば。。。明日は陸游の「示兒」のお取り次ぎ。