眠る鯉

早朝娘が帰り、午前中に「眠る鯉」(伊集院静)を読んだ。
「花いかだ」「川宿」「う八」「しぐれの実」「時計の傷」「ラビット君」「眠る鯉」を収録した短編集。人生の晩年を迎えた主人公の懐古など。
人の本当のところは見えないもの、目でみえているものなんて、ほんのひとかけらしかないものよ(「しぐれの実」より)

眠る鯉 (文春文庫)

眠る鯉 (文春文庫)